ととのえる②~調える・その1

ととのえる②~調える・その1

ととのえる①~整えると調える

前回の件からお待たせいたしました。
本日は「調える」について少々書き記します。

「調える」とは、「調律」のこと。
自分と自分を取り巻く環境との調律をすることになります。
断捨理氣の理論を知っている方は難なく、「あぁ、そうですね。」という感想が出てくるとは思うのですが、初めましての方にはわかりづらいものとなるでしょう。
できる限りかみ砕きますが、しっかりとご自身の想像力を鍛える意味でも、脳みそを使ってみてください。

「環境」とは、

人間または生物を取り巻く、まわりの状況。そのものと何らかの関係を持ち、影響を与えるものとして見た外界。

と言われています。
その通り、自分にとっての環境とは自分以外の周囲のすべて、自分の身に着けているものでさえも環境となります。
自分の生身以外のものは全て環境としてとらえます。
自分の生身がどのように環境に影響を受け、また、影響を与えていくか、このやり取りそのものが調律となります。
心地よい影響であれば律が調っており、心地悪い影響であれば、違和感となって律が調っていないという解釈です。
ですが、この不調和さえも、時に自分の中の様々な感覚に影響を与え、自分でも知らなかった底力を発揮させることがあるので、この不調和もまた大切な影響力となるのです。

昨今のスピブームでは、波長や波動などの心地よさや高低差などに意味を持たせて、やたらと心地よいものや振動数の高いものなどを良しとする傾向があるようですが、私はすべてに否は言いませんが、やはり全部に是は頷けずにいます。

自分の心地悪いを自分自身の底の底の部分で体感しない限り、本当の心底はわからないですし、ただのその日の気分や体調に左右されるだけの心地悪いで決めつけてしまうようになるのです。
これはとても瞬間的、断定的で、感覚や視野、認識力の低下(鈍感度)を招くものになります。
全て高感度である必要はありませんが、社会性をもって世の中を見渡し、関わっていく上ではとても重要です。

性別、年齢、世代、職種業態によって使う感度は様々です。
日々、季節ごと、時代ごとに自分の感覚は変わるのです。
感覚が変わるということは、肉体的にも変化が多々あるということなのです。
肉体に変化があるときほど、感覚にも変化が大きく出ていることを知るべきでしょう。
それはホルモンバランスからくるものかもしれない、後天的怪我からなのかもしれない。
場合によっては身体的アレルギー反応が変化したことによるかもしれない。
そもそもに筋肉強化弱化による精神影響なのかもしれません。
人によっては歯の治療をしただけで、枕を変えただけで、噛み合わせなどが変化して体感覚も変わってきた。のかもしれません。
まさに今年の春は、コロナによって誰もが経験したことのないような世情が大きく変化しましたよね。
これなんてとても大きく環境が変わったことにより、人間関係で今まで見えなかったこと、見ないようにしていたところなどが浮き彫りになり、一気に自分の心も露わになってしまう大きな影響でした。

環境だけが自分に変化をさせるのではなく、自分もまた自分によって影響を与え、外に向けて影響を与えるのです。
社会とかかわって生きていくことしかできない私たちは、誰かが自分の環境となり、自分が誰かの環境にもなるわけです。
そのためにも、生身の自分が今、現在、どういう感覚がであるのかを認識しておくというのはとても大切で重要なことなのです。

自分の何を知り、感じ、外界とどのようにかかわっているのか、を知ることは自分という存在がどのように世界とかかわっているかを知る大切な行動になります。
自分の行動、決断による影響を様々に感じ考えながら、決めたことに責任をもって生きていくのです。
同様に自分に環境があると同時に、他者にも環境があるので、どのように他者を尊重するのか、という部分を認識することで、より自分の認識力がまた変わってくることもあるでしょう。

(続く)

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