先日の北の地行脚から、
何度となく夢の中で再会しているばあちゃんたちが
どこかホッコリと笑顔が和らいでいて、
同時に思いださせてくれる作法がいくつかあります。
色んなしがらみのなかで誕生したばあちゃんたちが望んでいたことは、
とてもシンプルでただただありきたりな幸せな生活でした。
開運とか、縁起担ぎとか、特別な何かをするのではなく、
ただ一緒にいてくれる、生活してくれる人がいる有難さや
ただ純粋にまっすぐに気持ちを向け合える関係性があることや
様々なしがらみがあるからこその幸せの実感を思い出させてくれます。
今回の山形では、同行してくれた人も含め、
私にとっては本当に貴重な出会いと再会を運んでくれました。
尊く、懐かしく、愛しく、とてつもなく寂しい。
だからこそ、後悔をしてでも納得した人生を全うしたいと強く思える節目になりました。
夏の土用を迎い入れながら、改めて心に誓う一瞬一瞬を刻んでいく毎日です。