人生というのは、必ず終わりがやってくる。
どんなカタチで抗ったとしても、
必ず終わりがくる。
終わりがやってくる。
その時が来るのは誰にもわからない。
だからこそ、命があるものは、
日々に精一杯を生きる。
自分を精一杯を生きる。
意地を張ってもいい。
無理をしてもいい。
喜びに、悲しみに、泣いてもいい。
楽しんでもいい。
自分のすべての感情の想いをたっぷりと使う。
誰も良し悪しは決められない。
そして、
その想いと命を尊ぶ人と一緒に生きればいい。
それをわからない人に時間という命を使う必要はない。
思い出すばあちゃんたちとの時間。
私の中に生きるばあちゃんたちは共通して同じことを言っていた。
今この歳、この時節になると思い出す。
少女期にはたくさんの理不尽なことに遭遇していた。
出自含めて恨みつらみもした。
身近な家族に想いや出来事を吐き出すことも、理解してもらうことも諦めていたときに、
唯一の吐露できたばあちゃんたちは、必ずこの話をしてくれていた。
今も理不尽は相変わらずではあるけども、こうして心護られて生きていられるのは、
尊んでくれる方々に支えてもらえているから。
なごみに、おやすめに、心寄せてくださる方々がいてくださるから。
だから私も精一杯、できることをやっていく。
終わりは必ずやってくるから。