ばあさまを想う

ばあさまを想う

梅雨の空の中に
青空がやってくると
青の有難さも知り、
また
雨が教えてくれた
爽やかな色合いを知る。

この年になってきて
ようやくと
空模様に一喜一憂することはなく
ただ在るを受け取れるようになってきた。

ばあさまたちの空を見上げる
向こう側へのあの様相が
今ならやっと肚に感じ取れる。

ばあさまたちの横顔が
今でもふわりと浮かびます。

ゆるやかに
たおやかに
今日もきりん堂はまじないます。

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