タイトルに魅かれて久しぶりに購入した雑誌。
プレジデント2024年8/16号です。
なかなかにインパクトがありますね。
養老孟司さんと名越ドクターの対談ということもあり興味本位で手にしたのですが、
このお二人の対談以外の記事にも心掴まれました。
特に私が注目したのはこちら↓
★PART(4)働き方編
「いつまで働くか」にいまこそ答えを出す「最高の人生の見つけ方」
(1)「もうすぐ死ぬ人は、何でもやれる」末期がんになって悟った人生の意味 ●森永卓郎
(2)「過去に執着せず、今に愛着を持て」要介護5の作家がオムツ生活で考えること ●志茂田景樹
(3)人生の豊かさは趣味では得られない。私が“仕事での勝ち”にこだわる理由 ●上沼恵美子
★コラム◎最愛の夫・中尾彬を亡くして……
彼が自宅で最期を迎えられた理由 ●池波志乃
森永先生、志茂田先生、上沼さんのこのお三方に共通しているのは、
死というものに向き合っていればこそ、今を生きる姿勢につながっていることを現体験の中で教えてくれています。
また池波さんは、遺された心を受け継ぎながら残された生を全うしつつも、今度は自分に課せられた次の死との向き合い方を模索されてる余韻が見えます。
いずれも自分に置き換えて不思議はない心の在り方、生きる在り方でした。
プレジデントは経済経営学のちょっとしたバイブル的雑誌のイメージが強かったのですが、
読者層が高齢化しているところや、現状の介護の実情などがある世の中に合わせて記事が作られているようです。
なかなか読みごたえがありました。
たまにはこういう雑誌を手に取るものいいものですね。