続きです。
・時間を区切る。
・管理が必要な部分を把握して行動する。
・失敗やつまずきを見過ごさず、修正を重ねる。
・自分が楽しいと思うことをやる。
【時間を区切る】
この方が念頭に置いていることの重要なポイントして、何事にも時間を区切ることを前提にしているそうです。
「私はとにかく、過集中する傾向もあるし、どこまでもサボる傾向があります。
ズルをしたくなることがたくさんあるのですが、ちょっとでもズルをすると、必ずと言っていいほど、いろんなことが嫌なことが起きたり、嫌な結果になったりすることがほとんどなので、このズルが出てこないように一日のスケジュールを徹底しています。
ただ、リラックスしたい時もあれば、落ち込んでいたい時もあるので、その時は周囲との調整をしながら、その時間を持たせてもらっています。
それがズルズルと続かないように、時間をとにかく区切ってます。
気持ちが切り替わりづらいときもあるし、切り替わっていないな、と思うときがあっても、
とにかく、時間を区切ります。一日のスケジュールをこなします。」
スケジュール通りにいかないことがありませんか?
突発的に仕事の依頼や家族の事情が起きたりすることがあると思うのですが。
「ありますあります。でも、その場合はそもそもにスケジュールに問題あったのかどうかを常に観察しています。
それでも突発的な仕事の場合は、優先順位に合わせて仕事の請負も決めています。
今の状態でちゃんとできるようになったのは、私だけの力では無理でした。
なんでもかんでも欲張ったときはありますが、元から心身虚弱ですからご迷惑ならない範囲でやらせてもらって、
とにかく3か月先、半年先までのスケジュールをちゃんとロックするところはロックして、
あとはできる限りのリクエストに応えています。
家族についてはこれはもうどうしようもないことがほとんどですから、やっぱり周囲に協力してもらってます。
協力してもらえるように、日ごろからやっぱり家族ファーストと仕事ファーストのそれぞれの優先順位を決めて、
調整することは絶対です。それでも子供って熱出しますからねぇ(笑)
土下座する勢いで謝り倒して謝り倒して、キャンセルすることもありましたよ。
過去、きりんさんも言われてましたが、それが一生続くわけではない、誰も悪くない。ただ状況がそうなだけ。
と自分に言い聞かせて、とにかく許してもらえなくてもちゃんと謝罪して、そこでその仕事が終わったらそれはもうしょうがないと割り切りました。
あとはひたすら、今の自分ができることをこなしていきました。」
一日のスケジュール管理ですが、先に一日があって追いかけるように月単位になっているのか、
やっぱり突発的にも対応しやすいように長期的なスケジュールを決めて逆算してからの今ですか?
「はい、先に長期を決めています。
大きな目標も含めて、全部逆算して決めています。
そのほうが優先順位が把握できるので1日のタスク管理がしやすいですし、そのタスク管理に合わせて突発的なことへ挑戦調整しています。
漠然とこうなってたらいいなぁ、と考えるのを一切やめて、何がそれに必要でどのくらいの時間を1日にかけられるのかを確認して行動しています。
そして目標についてどのくらい達成できているのか、近づいているのか、定期的に状況を把握してわかってくれている人と確認をして、1日のタスクの修正作業もします。」
タスクの修正作業とのことですが、定期的にというのはどのくらいのペースでやっていますか?
「1か月に1度は必ずやります。最終的には大きく3ヶ月クールで決めています。
まずそのタスクが1か月やり切れているのかどうか。どのくらい抜けているのかとか、継続しているのかという把握です。
抜けてたら、なぜ抜けたのかの状況把握です。それこそ家族の事情で突発的なのか、私自身が怠慢で抜けたのかの違いを観察します。
自分に明らかな非があるならば、どうしてその状況になったのか。虚弱な体力問題ならば、休憩の質がどうだったのか?タイミングがどうった?と次の修正ににつなげて、3ヶ月で仕上げるように決めています。それまでになじんできたらひたすら次のスケジュールの中にロックしていく。」
状況を確認するためにスケジュールを常にロックする意識ですね。
ロックするために調整修正を重ねていくことと、短期的に物事を決めつけず、
最低でも3ヶ月はやり続けることを目に見えるカタチで残していく。ということで合っていますか?
「その通りです。必ず自分と家族だけが読めるブログに残していますし、ノートにメモをすることもしておいて振り返りができるようにしています。」
優先順位を把握できるようになったのも、やはりスケジュールの調整修正を重ねた結果が一つ要因になっていますか?
「そうですね。やっぱりスケジュールに入れていくというのは、生きる上で何を軸にしたいかがはっきりしてきますね。
自分がどうなりたい、どうありたいが具体的に決まってきますし、漠然としていても何一つ手に入らないというのを経験上、身に着けてありますね。」