強い人を目指すよりも③

強い人を目指すよりも③

続きです。

・時間を区切る。
・管理が必要な部分を把握して行動する。
・失敗やつまずきを見過ごさず、修正を重ねる。
・自分が楽しいと思うことをやる。

管理が必要な部分を把握して行動する】

管理に意識がむいて、そこを軸にしようとしたきっかけは?

「私の場合は、『足りないものに気づく』ということが得意なんですが、
同時進行でいくつも気づいてしまって、どれもこれも、あれもこれもと手を付けてしまって中途半端になったり、
ところてん式で最初のほうが抜けてしまうんです。
朝一番で洗濯機を回しても気づいたら夕方まで放置してしまい、干し忘れをしてしまったとかしょっちゅうです。
落ち込みました。と~っておも落ち込みました。
なんでできないんだろうって。他の人は上手にやりくりで来てるのに私はできないんだろう?って。
できない自分にたくさん泣いて、泣きすぎて熱出して寝込んで、なんて当たり前にやっていた。
でも、周囲の協力もそうですが、今のパートナーが冷静に私というものを説明してくれたんですよ。
『やりたいことを欲張りたいよね。欲張っていいんだよ。
でも、一人で抱え込まずに一緒に確認しながらやっていこう。
そして、やりたいことやらなくちゃいけないことの本当に必要な行動を把握しよう。』
これを言われて、ほっとしたんです。
あぁ、一人でもう頑張らなくていいんだって。
だからそれ以降、落ち込むのも時間を区切って、次に必要な行動に移る。
不安になったら自分のタスク行動を宣言して、行動の確認作業をしてから、
やりたいこと、決まっていることをとにかくやる。
時間もやることも、全部、事前に決めたやることをやっていく。
私自身の落ち込みが人生を救ってくれるわけじゃない。
やらなくちゃいけないことをやらない理由にはならない。
子供たちはお腹空かせるし、服も部屋も汚すし、家族以外、無条件では誰もやってくれる人はいない。
だから、やらなくちゃいけないことも、やりたいことも、行動ですべて決めてやりつくす。
これをやり始めてからは、無駄に落ち込むこともないし、体調も崩すこともなくなったし、
変にモチベーションや中途半端なご褒美に頼る必要もなくなりましたよ。」

○○さんのようにパートナーがいない場合は一人作業になると思います。
管理をどうしたら
ベストな状態で把握できるでしょうか?

「ベスト?!いやいや、ベストは絶対に目指しません。
ベストな状態になりたいと思っても、そのベストな状態を経験してなかったらただの想像の世界ですよね。
しかも、ベストな状態ってその体と心の状態で変わる可能性があるかもしれない。
リアルに直結しないものを目指しても、その距離感がつかめなければ行動につながらない。
だから、最終的に欲しい結果に対して、まずは日々に決めたことをやってみる。
必要な行動を洗い出ししていく。できる限り手が抜ける、もしくは動きがスムーズにできるような環境づくりをする。
テレビを見る時間が邪魔してるのであれば、テレビをクローゼットの中にしまい込むとか(笑)
なんだったらリサイクルショップに売りに行って、完全に家の中から撤去してしまう。
目標目的に対して何が邪魔なのかを探っていくと、人間づきあいも含めていろんなことが見えてきますよ。
最後の最後に手元に残って、手放したくないけど邪魔になってるな、と思うものに気づいたとき、
一見無駄かもしれないけど、すごい好きなものでそれが趣味だった、なんてことがわかってきたりしますから。
とことん、シンプルな行動を目指していくと、自分の好きなものやズルい感覚とかがわかってきますよ(笑)」

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