続きです。
・時間を区切る。
・管理が必要な部分を把握して行動する。
・失敗やつまずきを見過ごさず、修正を重ねる。
・自分が楽しいと思うことをやる。
【失敗やつまずきを見過ごさず、修正を重ねる】
あらためてお話を聴いてて思うのは、それぞれが分断していなくて繋がっていますよね。
時間を区切るというのも、管理の一部ですし、管理の中には時間の区切りがちゃんとあるし。
時間に集中しても、他の行動管理の不調とのバランスがとりづらいでしょうし。
初心者がこの二つを両立させるためには、どういう風に取り掛かるのがいいのでしょうか?
「まずは時間を区切るところから。スケジュールのロックですよね。
単純にスケジュールに対するタスクをそこに合わせて日常の中でこなせるかどうかの確認です。
そのタスクがすんなりと毎日の中でやれるのか、それともズレるのかの確認。
毎日のことですから、こうしたらもっと早くやれるかな?早くはなくても丁寧に仕上がるかな?とか。
観察の1か月ですよね。この観察期間に優先順位や精度を確認して、2ヶ月目に突入する前に修正していく。
上手くいかなかった一日を見逃さず、その原因をしっかりと見極めて次に同じような状況になってもクリアできるように対策を練る。
この修正をするときに必ず念頭に置いているのは、
『失敗してもいい。やり直せばいい。焦らない。』
ということを意識しています。
私はメンタルがすごい引っ張られる傾向があるので、よりこれを意識しています。
失敗して落ち込むのは一瞬、最高でも5分以内で終わらせて、次の対策に意識を向ける。
自分のアイデアで次をやってみる。それでも失敗したら、信頼できる人に相談してアドバイスをもらう。
アドバイスをもらったら、そのアドバイスが自分が好む好まない関係なく、そのアドバイス通りにまずは一ヶ月頑張ってやる。
自分のアイデアで失敗してるんだから、自分流にこだわってもまた失敗する可能性が高いですよね。
だから自分に合う合わないは横に置いておいて、やってみる。
自分じゃない人の行動を真似てみて、やってみて、そこでまた失敗しても、うまくいっても、自分だったらやらなかったことを体験経験したことで、必ずそれはプラスでしかないという風に思えるんです。
私は基本的にズルをしたいというか、子供のときから悪い癖でいろいろ胡麻化そうとする傾向があります。
できるだけラクチンしたいというズボラなところがあるのに、いろいろと細かいところが気になるっていう矛盾があります。
だからズルが出たくなった時は疲れているときだなとか、気力なのか体力のどちらかが削れている可能性があると判断します。
どちらでもないときはただのズルだから、それは絶対に見逃さない。
言い訳がどんどん出てくるから、そこに目をつぶらずにとことんやり切るほうを選択する。
ちょっとくらい面倒くさいほうを選択したほうが、結果的によかったことのほうが多かったので、
今はできるだけ面倒くさそうだなとか、慣れてないからやりたくないな、と思うほうを選択して自分を鍛えるほうへ向けています。
とにかく、やる。数をこなす。そして無駄にこなすにならないように、必ず修正や改善を取り入れるという具合です。
失敗に心が囚われそうなときほど、スケジュールの見直し、行動の見直しをひとつひとつ確認していく。
両立を意識するよりも、単純にまずは行動するにあたり、この二つを丁寧に観察してやっていこう!という風にしています。」