つい先日、H師僧に会いに行ってきました。
すでに面識はあるものの、正式な御面談ということでその方をお連れしました。
色々とお話を進めていくうちに、
あることを軸(テーマ)に内容を発展させていたところ、
心の向け方や在り方という人の姿の話になりました。
個人情報のことが諸々とありますので此方では細かく書けませんが、
結局のところ、人の心の浅ましさや未熟なところをどう向き合って、
自分のこととしてしっかりと受け入れ受け止め、
現実の暮らしを全うに生きているかに尽きるという話になったのです。
そして同時にその中で、どんなふうにその人の中の信心や信仰や養われていくのか、
また、無縁だと思っていたところに世代のいろいろな事情から、
仏縁、神縁というものに係ることになっていくことに様々な迷いや不安が動いていくということ。
その中で、宗教者はどうあるのが良いのか、というところまでを大きく対話しました。
そして最終的には、やはりどんな心情が在れども、それら全部の心の在り方を真っ当に自己責任で引き受けることが大切で、
その暮らしの中で手を合わせ神仏に向き合うその姿勢が、大きく願望成就に影響をしてくるのだろうということでした。
ばあちゃんたちが言っていたのもまさにコレで、
正真正銘の人の努力をおかげさまは好むというものでした。
心から努力する姿は、いずれも美しいのだと。
あらためて人の真の美醜は見かけよりも、その心と姿勢にあるのだということを思い出しました。
※津波の影響で様々なところが一時停止停滞をしていましたが、
世情の大きな問題とならずに済み、安堵しています。
今だ予断は許されませんが、なんとかなんとか、皆さまの暮らしが落ち着きますように。
そして過去の災害に遭われた方々の心の寄る辺が少しでも癒しの中にありますように。
なごみませ、なごみませ、やわらぎませ。