【雑記】他所様の力ではなんともなりません。

【雑記】他所様の力ではなんともなりません。

自分には夢があります。
そのために頑張っています。
けれど、途中でめげてしまうことが多いのです。
続けられません。
続けられるように、モチベーションが続くようにおまじないをください。

ケースは違えども、目的のための継続にモチベーションを求める方が多くいらっしゃいます。
そしてそのモチベーションを上げ続けるため、継続させていくためのおまじないを求める方が多いのですが、正直なところそんな都合の良いものはありません。
断言できます。
どこにも、どの世界を探しても、そのなものはありません。
自分の心で継続を作り続ける他ありません。
目的を達成するためのコツはただひとつ、継続を努力するだけです。
これでは身も蓋もないかもしれませんが、事実そうなのでしょうがありません。

そもそも、何かをやり続けるのにモチベーション頼りにすることが誤りともいえます。

本当に達成したいことや、手に入れたいものがあるならば、それらが手に出来るようにやり続けるだけなのです。
モチベーションに頼らなければ手に入らないものは、そもそもが自分の器や格に見合っていないことがほとんです。
どんなに優秀な人でも、時にしんどいこともあります。
ではなぜ、しんどくなるのか。

嫌でも自分のダメなところを自分で突き付けることになるからです。
自分の資質を自ら問われたり、目指すものが本当に自分の得たいものであるかを無意識の自分から試されていたりします。
同時にその目的目標が本当に心から求めているものなのかどうかを問われているのです。

実際に目的を達成したからと言って、決して楽はありませんし、幸せが待っているとは限りません。
結局のところ、人はその達成した先にさらに自分はどうありたいのかを考え、努力という行動を続ける必要があるのです。

ただ〇〇をやってみたい、だけではモノコトは続きません。
運良く、何かしらで状況的に達成してもそれで終わってしまうのです。
そこから先の自分をそもそもに求めていなければ、ただの通過点のひとつ、もしくは通りすがりの標識を見かけただけに過ぎません。
ですから、一定の目標を掲げて達成すると満足してそれだけで一気に気持ちが失せてしまうのです。

モチベーション頼りにするのでもなく、ただやりたいだけを頼りにするのでもなく、その目的目標は、自分がどんな自分でありたいのか、どんなふうに自分の思い描く世界に貢献したいのかを想像して、それに必要な条件に対してこなしていくだけなのです。

志を作り上げるのは自分自身であって、他の誰かの意志ではないのです。
そしてその志を貫き、目的目標をえられるためには、やっぱり自分自身の力であって、他の誰かの力でやってもらえることではないのです。

ただし、おまじないとして差し上げられるとしたら、努力の運びが少しでも通りやすくするように、努力が目的目標に適いやすいように運氣の道を整備させておくなどのものです。
いずれもご本人の心からの努力が必要で、うっかりちゃっかりと他所からの努力や気持ちをもらうことは不適格で、都合の良いものはありません。

じゃぁどうやったら、心からの目的目標が見つけられるようになりますか?

そんなこと自分で考えて決めなさい。
そこまで他人様に頼らなければ生きていけませんか?
特別特殊な目的目標などなくても人は生きていけます。
そもそもに別にそういったことに興味がないのに、興味があるふりをして生きる必要もないのです。
今のままで十分だと思えば、それを続けるための努力を日々で重ねれば良いのです。
それでももっとやりたいものがあって、なりたい自分があるのであれば、自分の心の力を自分で育てるのです。

子供のうちは親に育ててもらいますが、20歳も過ぎれば自分で自分を育てる他ないのです。

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