《雑記》様子おかしい中年期クライシス・男性版

《雑記》様子おかしい中年期クライシス・男性版

私に気功やらチャクラやら、色々聞かれても説明を求められてもわかりません。
やっていなければ、勉強もしていないので、その道の是非が全く分かりません。

ただ言えることは、私のところに来る様子おかしい、もしくはおかしくなっていく人は、共通として、マントラや真言、小周天、大周天とやらを意味不明な俄かスピ講座などで学んだ人がほとんどです。

そして9割がたが男性で30代後半~60代後半の方が多い。

30代の人はこちらの鑑定を切っ掛けに本来のご自身の流れに戻られることが多いのですが、
40代以上になってくると、無駄に元気玉的にこだわるのか、何やらエネルギー放出のこだわりがあるらしく、必ずと言っていいほどそれらを手放すことはせずに、様子おかしい人生まっしぐらとなっていきます。
70代に向かっていく人ほど、お金のつぎ込み方も激しいので、退職金を妻子に内緒で使ってしまい、あとから困ったことになってしまっている、なんてことも多々あります。

あくまでも拙堂のところでの統計なので、すべてであるとは思っていませんけれども、酒量やスピ講座的なものを含めて全てに我慢などの感情のコントロールが利かなくなるらしく身近なパートナーや家族との諍いが絶えなくなります。
そしてそれらに傾倒し、ハマるうちに数年も待たずして、深夜などに突如、幻覚や幻聴を才能開花と勘違いするケースが出てきていまい、ご本人やそのご家族から私の携帯電話が静寂な夜を割るように鳴り響くこともあります。

大概の内容は、誰かに監視されている。大きな目がこちらを見ている。カーテンが歪んで、向こうから冥府の窓が開いたんです。と言い始めます。
ひどい場合は、幻聴を事細かに説明してくれます。

「耳を塞いでも声が脳に響くように怒りをぶつけられてくるのです!
悪魔の声が響いて、自分を地獄に引きずり込もうとしているんです!
あの○○という人は、私を呪ってきているんです。助けてください。」

書き出すとあれやこれやと出てくるので限がありませんね(笑)

まぁ、何が言いたいかっていいますと、マントラや真言はしかるべき山や寺でしっかりと修行をし、しかるべく修行と師の判断によって伝授を受けるものだと思います。
そして気功に関していえば、これは非常に判断が難しいところではあるのですが、迂闊に手を出すものではないと思います。
気軽に体のリフレッシュ的な要素で自分を調えるために行うことは否定しませんが、何かしらの行として、技術として学ぶのであれば、それ相応の覚悟とともに、信頼できる師を見つけることなのです。
気功に関しては外向け、内向けと完全に二極化するように私は思いますので、学びたいと思う流派の気功は、できる人とそうでない人が確実にいると思います。
自分の適性が解らないうちは手を出すものではないという考えを持っています。
ですから、師となる人も、講座などで片っ端から、誰でも気軽に良しで、大小合わせて周天だのを教えるもんじゃねぇとは思いますし、そんな気軽に教えたり覚えたりできるものでないと思うので、それらの傾向のある人を師としてみてはならないのだと感じます。

 

それにしても、俄かで大小周天をやっている人に限って、うつ病や血圧、脳疾患になりがちなのは何故なんでしょうねぇ。

雑記カテゴリの最新記事