鼬(いたち)

鼬(いたち)


呪術作用:仕事

出し抜く、策略、謀、小さな野心、野望の象徴です。

鼬は狐と同じように、古来、様々な呪術に用いられてきた動物です。
嶽啓道の考え方では、狐は人と稲荷神や龍神を結ぶ仲介役であることから自身も格の高い存在と位置づけられており、鼬は狐より格下にとらえられています。
なぜなら鼬は、足下をすり抜けたり、藪の中に隠れながらこっそり獲物を捕まえるなどの性質があり、決して堂々たるものではとしているからです。
ただし、目が合ったときはどちらかが動かない限り、じっと視線を外さないという並外れた観察力と集中力もあります。
このような大胆かつ、小ずるい性質が「ライバルを出し抜く」行動に通じる強みになるとみなされ、まじないに利用されています。

同僚を出し抜く、同業他社を出し抜くなど、ライバル関係にある人物や会社に勝ちたいときにこそ、鼬の絵符が効力を発揮するのです。
もちろん仕事だけでなく、恋愛関係でもライバルの影がちらつく場合は、絵符を携帯すると良いでしょう。
なお、縁結びのカードと併せて持てば、恋愛力を高め、出会い運や交際運を促すとされます。

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