胡麻(ごま)

胡麻(ごま)


呪術作用:就職、健康

引き立てる、本質を呼び出すの象徴です。

人に気に入ってもらうために媚びるような態度を取ることを、「胡麻をする」と言います。この言葉のせいで胡麻は良いイメージをもたれないことが多いのですが、実際には胡麻は身を粉にして実直健全に物事を取り掛かる大切な役割があります。
自分が主役になるというよりも、他者を引き立てるための大事なスパイスでもあり、大切な体を作る上での重要な栄養素として貴重な食材のひとつとして扱われていました。
また、ささやかながらも昔は胡麻をメインとした甘味なども残っており、昨今の健康ブームもあってその料理に使われる種類は格段に増えています。

洞の呪術においてだけでなく、密教作法の護摩行の際にもにも必ず胡麻は使われます。
これは神仏との繋がりにおいて重要な素材のひとつでもあり、供物であるともいえます。
そういったところから、洞のまじないでは、胡麻には互いの繋ぎとなる縁起をかけているのです。

胡麻の絵符を持ち就職面接に挑めば、いつも以上に健康的な印象を与えて合格を促すとされます。
就職活動中には、絵符ポケットやスケジュール帳などに忍ばせておきましよう。さらに、犬の絵符と併せて用いることで、さらに就職運が上がるとされます。
また、「家族の健康を願う」「体力をアップしたい」など、健康運を上げたいときは胡麻の絵符を用いると良いでしょう。

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