呪術作用:家庭、縁結び
ゆったりとした心根、肚の象徴。
「立てば芍薬、座れば牡丹」といわれるように、重厚な美しさをもつのが牡丹なら、端正で若々しい印象を誇るのが芍薬です。
そんな芍薬は多年草です。手入れさえ行き届けば、毎年のように大輪の花を咲かせることができますが、手入れを怠れば花は一度で終わってしまいます。
焦って咲かせようとしても蕾はすべてしおれてしまうこともあります。
何度も咲くか一度で終わるかは、自分の心のゆとりと共に状況をしっかりと見極め構えておく余裕が必要となり、その裁量を使いこなすことが大切ともいえるでしょう。
これらのことをまじないに取り入れ、家庭運アップ、縁結びにつなげます。
家庭運ではとくに夫婦関係に特化し、芍薬の絵符を携帯することで、夫婦を仲むつまじくしてくれることでしょう。
また、堅くて大きな塊のような蕾の牡丹や芍薬が花びらを広げていく様は、とても大胆で、艶があり、それでいて清楚です。
そして朝露の孕む姿は、まさに妊(はらむ)を連想させます。
そこから芍薬には赤ちゃんを宿し、ふくらみ始めた女性のおなかをイメージさせ、「子宝に恵まれる」ご利益も期待されたまじないとなっています。
縁結びでは、大輪の花が人々を虜にするように、芍薬のカードが異性を惹きつける魅力をもたらしてくれます。
なかでも復活愛を望む人には、そのチャンスが与えられるかもしれません。