護摩紙垂作法9日目と下拵える。

護摩紙垂作法9日目と下拵える。

身に力が入るように肚に氣を入れた後の9日目。
喉の潤いをしっかりと調え、万端の準備をいたして本日作法の修。

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本日の作法では、昨日の肉への作法に加え、さらなる旅立ちのための準備として喉を潤わせ、呼吸を深くゆったりとできるような状態に供養いたしました。
並ぶ面々のご様子をうかがってもどの方々も穏やかに凛々しく、一つ二つとまた一歩、成仏道への路、精進の行いにて祈祷祈願が通っていくのでしょう。
作法をするに重ね、場の様相に変化があるのは大変有難いことです。

東京は深夜?早朝よりあたたかな春の雨が降っております。
雨音の中、うつらと視た夢なのか、現実なのかはわかりませんが、心地よい響きの色でどなたかとの問答がいくつか成されました。
これが一人二人でないから、静かながらも忙しい(笑)
問答の相手というのが、人なのか人ならざるものなのかは私にとっては大きく問題にもならなければ、意味にもなりません。
私とっては、物心つく前からの当たり前の日常ともいえます。

ひとこと、ふたことには重みがあり、出たものはカタチとなりて身に纏うことになれば、それは人生そのものの彩となり候。
天命寿命の彩の濃淡、氣色(ケシキ)の様相、如何様にするかは我口から出たものだけで候。

何度と繰り返される問答を夢終わりにこの言葉を締め括りにいただきました。
「言霊、音魂、象魂」を思い出させてくれる内容でした。
この言葉を記すことで、どの方々にどのように伝わるのか、影響するかはわかりませんが、とても大切で大事で、心の芯の中にある軸の繊維のひとつになることでしょう。

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