護摩紙垂作法10日目と日々に続く重ね。

護摩紙垂作法10日目と日々に続く重ね。

蓮華の風を流すように皆さまの身綺麗を祈念して10日目作法修いたしました。
今日この日にて拙堂での代理祈祷作法は一区切りとなります。
故人におかれましては、変わらずにご身内や身近な方による供養のお気持ちがあることで更なる魂の成仏道が続いていくことでしょう。
生き人におかれましては、さらなるご自身の日々の精進、心掛けを後押しするように氣流、氣脈のすべてに祈念をのせておきました。
後はご自身そのものののお心がけによって氣運のヒラキは大きく変化していくことと思います。

変化することを好ましく感じる心は、自分自身に対する期待があればこそです。
変化を望むのであれば、まずは今自分の状況置かれているすべてが自己発信発心によるものであることを如何に受け止めていくか、となります。
そしてどのような感情がそこにあったとしても、今を生かされ、未来への変化を望むこの瞬間を与えられていることに感謝をしましょう。
そして自己発信発心、責任を己に感じながら日々を丁寧に過ごし、向き合い、早急を選ぶことなく、自分のこれまでの時間を自分の手で成仏させるように供養してまいりましょう。

日々の重ねこそが、未来の今を作ります。

それ以上の最高と魔法はこの世にはありません。
棚から牡丹餅も、日々の重ねがあればこそです。
代理祈祷は10日間にて終了いたしましたが、皆様の心の根にある作法は生涯と続くことをお心がけくださいませ。

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