護摩紙垂作法3日目とイタミを識り象を宥める

護摩紙垂作法3日目とイタミを識り象を宥める

心地よさの中に身を置いていただくべく、
柔らかに柔らかに解しの解しで代理祈祷作法、修。

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本日の御霊殿はやたらと硬さや、
首奥に刺さるイタミを涙ながらに訴える女人の象がありました。
生前なのか、それとも古くの何かしら過ぎるのかは、わかりかねますし追いかけませんが、
このイタミの象を教えてくださるので、そこを揉み揉み散らすように
ぐいぐいと按摩師のような観想にて千切りました。
傷と隙間、ザラツキには、こってりと濃厚な軟膏を塗り込み、
油紙で蓋をして湿布です。
その上に薬効の温灸を据えてさせあげ、
綺麗な綺麗なモチモチの皮膚を作り上げます。

女人であったはずの象は、いつしか極彩色の獅子の背に薬効に象が移り、
縮れていた毛並みを伸ばすように密度の濃いブラシでトリミングです。
毛並みを調えるべくブラシを振り回し、振り回し、気づけばありとあらゆる氣波を獅子と共に調える象にて本日は修です。

有難し。

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