ばあさまとわたし

2/2ページ
  • 2018.06.25

ばあさまを想う

梅雨の空の中に 青空がやってくると 青の有難さも知り、 また 雨が教えてくれた 爽やかな色合いを知る。 この年になってきて ようやくと 空模様に一喜一憂することはなく ただ在るを受け取れるようになってきた。 ばあさまたちの空を見上げる 向こう側へのあの様相が 今ならやっと肚に感じ取れる。 ばあさまたちの横顔が 今でもふわりと浮かびます。 ゆるやかに たおやかに 今日もきりん堂はまじないます。

  • 2018.05.28

ばあさま・むきあうこと

きりんとして仕事をさせてもらうにあたり、 先代(きりん)さんたちからの心構え的なものが口伝としてあります。 その中のひとつをご紹介。 人んことみるならば、命の 生きざま 死にざま まるっと全部をみんといかんとよ。 えぇことも、 わるいことも、 ぜぇんぶみるんじゃわ。 どっちかしかみとうないいうんは通じんと。 ぜぇんぶをみる。ここからまじない(仕事)は始まるっとよ。 仕事をさせてもらう。 この姿勢ひ […]

  • 2018.02.12

算盤チョップ

ばあさまの一人で、計算が恐ろしく出来る人がいた。 とにかく、暗算の桁数など理解を超えていた。 わたしは二桁の暗算すら危なさ。 なので、このばあさまの暗算領域は、いまだに謎。 会社経営者であるお客様が洞(ほら)に来ると、 座っただけで、一桁ずつ資産や負債のことを言い当てる。 ほぼ間違えない。 その時には違うように見えて、たいがいは お客が持ち帰った後、ばあさまの言っていた金額の通りになる。 そんなば […]