CATEGORY まじない雑記

  • 2024.02.17

イラタカ珠のこと

去年のブレーメンハウスでは、イラタカ数珠を藍墨で染め上げたものをご用意し、 その収益はすべて丸っと職人さんたちの活動への寄付にしました。 さて、こちらのイラタカ珠はお飾りさまの一部に構成しておりまして、 通常のお飾りさまはお手洗い(御不浄場)には飾れませんが、 イラタカ珠のおかざりさまはそれが可能なように仕込みました。 その意味でも、イラタカ珠のおかざりさまは利便性、融通性が非常に高いおかざりさま […]

  • 2024.01.11

線香の手入れは必須です。

先日、田中角栄邸が火事で大変なこととなりました。 その時の出火原因が線香であったということで、他人ごとではないということもあり、少し手入れについて警鐘したいと思います。 線香のイメージとして、まさか燃え移るなんて?!と思われがちなのは、やはり蝋燭のよにこうこうと炎がないからでしょう。 ですが、線香も扱い手入れによっては火災に発展することは十分考えられるのです。 拙堂も十キロ単位で年間燃やすので、や […]

  • 2023.11.12

酉の市★熊手のお迎え

熊手のお迎えについてご質問をいただいたのでこちらで答えられる範囲で書き記します。 Q. どんな熊手がいいですか? A. いいとはなんでしょうね。 ひとまずと言えるのは、単純に部屋に飾りたいと思うものが一番です。 人には好みが様々ありますので、飾りたいと思うものが一番です。 お値段や大きさなどは二の次三の次です。 Q. どんな場所に置いたらいいですか? A. 好きな場所に飾りましょう。 ただし、御不 […]

  • 2023.11.09

おかざりさまって?

浅草の個展ではおかざりさまを中心に展示有料授与をしますが、 そもそもに「おかざりさま」とは何ぞや、という部分がまったく説明をしておりませんでした。 簡単に一言で伝えるなら、 「おかげさまたちのアミューズメントパークホテル」 です。 既に家に宿っているおかげさまだけでなく、 その年回りに家へやってくる福神さまをおもてなしするもの、と考えてください。 これらの飾りは魔除けの役割だけでなく、おかげさまた […]

  • 2023.05.14

なごみまじないの下準備にかかる時間。

個展の時に質問をいくつかいただいたのを思いついたところから書いていきます。 *なごみまじない符を書くのにどのくらい時間がかかるのですか? 基本的に暦と季節の状況に合わせて基本的なカタチはあります。 そこに洞占術でその季節の吉凶を占じます。 そこから、水の選別をしてから墨の調合に入ります。 水と墨の調合と摺り出しにおおよそ2日間ほど要して、そこから拝み練り込みをします。 書く段階に入った際には、さら […]

  • 2022.04.18

先祖累々おやすめまじないのこと。

土用が始まりまると同時に、拙堂にはあれやこれやと難儀を持ち込まれております。 今までなかったわけではないのでしょうが、突如として湧いてくるという感じです。 私のところへ持ち込まれる数を考えると、皆さまを含め、周囲には色んなことが起きているのだろうと察することができます。 常々と考えていたのは、どうすればもっと皆さまの生活に直結するための土台を調えられるだろうか?ということです。 そのこともあり、去 […]

  • 2022.01.17

冬の土用がはじまっています。

2年ぶりでしょうか? しっかりとした寒空と気温がひしひしと肌に沁みますね。 土用の作法がはじまりました。 お手元に取り寄せた方々は、よりよりと心柔らかとあたたかさを意識していただければと思います。 何事もそうですが、やりすぎ、いれすぎ、かんじすぎ、が禁物です。 無理のないからだが求める呼吸を大切にいたしましょう。 なにか過敏に感じることがあるなら、そっとスマホの電源をオフにするか、横に置いてお茶を […]

  • 2021.05.02

人のための祈祷とは。

ご本人ではない「誰かのため祈祷」の依頼を受けることは多々あります。 一番多い祈祷では、「健康・病気平癒」、 次に多いのは、「合格祈願」です。 これは内容から察していただけるように、ご家族や血縁の方の何かしらで、その近しい方が祈願を依頼してくるのです。 そして実際に祈祷をして験が出やすいのも事実です。 ただし、血縁のない人がこの祈願をしても通りが難しいことも多々あります。 その理由はとても簡単な仕組 […]

  • 2021.04.15

人には人の都合はありますが、ダメなものはダメです。

この件、施主様のご主人の仕事での不正の件は、私がお話を聞いていた段階でもある程度のことは知ってはおりました。 施主様には正直に伝えました。 「そういうご事情からのこの件であれば、正直なところ普通に通りは悪いです。無理です。 いいところ少しでも胡麻化しつつの隠しつつやるほかなく、 この土地の場を宥めて運良く、機嫌を直してくれれば納まる程度です。」 という話をしたときに、この施主様は烈火のごとくに言葉 […]

  • 2021.04.13

通らない。通せない。

以前、とあるお寺様からのご依頼で、住職のお仕事の関係上どうしても手入れできないゆえに、弟子に任せた講員さんの霊障についてのご意見含めたサポートを依頼されたことがありました。 住職が手入れできなかった理由はとてもシンプルで、 ご自身が抱えていらっしゃる修法の関係上、どうしても関われない。 住職のところのおかげ様が頑なに関わることを「さわるでない」と拒否されてる。 弟子には霊感がないため油断が生まれな […]

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