CATEGORY ばあさまとわたし

洞のばあさまあとわたしのやりとりを綴ります。

  • 2024.10.30

終わりはくる。

人生というのは、必ず終わりがやってくる。 どんなカタチで抗ったとしても、 必ず終わりがくる。 終わりがやってくる。 その時が来るのは誰にもわからない。 だからこそ、命があるものは、 日々に精一杯を生きる。   自分を精一杯を生きる。 意地を張ってもいい。 無理をしてもいい。 喜びに、悲しみに、泣いてもいい。 楽しんでもいい。 自分のすべての感情の想いをたっぷりと使う。 誰も良し悪しは決め […]

  • 2024.03.20

適う人が叶う。

最近はマネージャー含めて、財地の小さな跡取りさんとお話しする機会が増えたので、 ばあちゃんたちのささやかな会話を思い出すことがあります。 私がまだまだ学びたての幼いころの岳洞のばあちゃんの一人に教えをもらった時のことを記します。   神社でお願い事をしても叶う人がいるのと、いないのはなぜ?なの? 『そら簡単よ。約束事を守らん人がほとんどやけんな。 約束守らん人は誰からも信用されん。 どげ […]

  • 2022.08.14

心を遺すことを決めた今日。

お盆を迎え、沢山のばあちゃんたちの御霊と共に過ごす日が始まりました。 月刊ムー9月号別冊として、ばあちゃんたちの痕跡をひとつ遺せたことが嬉しく、 各所方面も含め、様々にご報告と決意に慌ただしい時間を過ごしています。 月刊ムーへのこれまでの掲載については、 某寺院・H師僧からのお声掛けがなければ本田さんに行きつかず、 そして本田さんが動いてくださらなければ、月刊ムーに行きつかず、 月刊ムーのご担当者 […]

  • 2021.07.18

夢で逢えるからこそ次なる一歩。

先日の北の地行脚から、 何度となく夢の中で再会しているばあちゃんたちが どこかホッコリと笑顔が和らいでいて、 同時に思いださせてくれる作法がいくつかあります。 色んなしがらみのなかで誕生したばあちゃんたちが望んでいたことは、 とてもシンプルでただただありきたりな幸せな生活でした。 開運とか、縁起担ぎとか、特別な何かをするのではなく、 ただ一緒にいてくれる、生活してくれる人がいる有難さや ただ純粋に […]

  • 2021.04.11

ラクチンしたいが、、、

日々の作法の中で、やはり体や心の調子が優れない状態になることもあります。 そこは年齢を言い訳にしたくはありませんが、現実的なこととして齢50の壁というのはなかなかに厄介であって、男女ともにホルモンバランスが大きく変化をする予兆であったり、本格的に加速する手前の症状だったりします。 特に女性の月周りのバランスから言えば、元気な時は一か月のうち3~5日あれば良しと言われるほどです。 洞のばあちゃんたち […]

  • 2021.02.12

旧暦謹賀新年。暦に国心を静かに想ふ。

あけましておめでとうございます。 2021年2月12日は旧暦(太陰太陽暦)におけるお正月です。 いわゆる旧正月と言われ、中国・アジア圏ではこちらの暦の方が主流ですね。 日本もその昔は、といっても新暦(現在の暦)になってまだまだ歴史は浅く、 本来であれば馴染みつつはあれども祀り習慣は旧暦のままで、という景色であってもおかしくないのですが、この時勢はすさまじく浸透し、いつのまにか新暦が当たり前の国とな […]

  • 2020.11.30

ばあさまたちの能力を思い出す

ばあさまたちの霊能力?超能力?だったかは定かではないのですが、ふとした時に思い出します。 特に日曜日は競馬があるので、ばあちゃんたちのテンションがアゲアゲだったのは確かです。 字のすべてが読めなくても、カタカナひらがなは一定数読めていたこともあり、 日頃から競馬新聞を取り寄せ、新聞の上で骰子ころがしたり、おはじき転がしたり飛ばしたり。 時にはダウジングのように水晶や数珠を揺らして狙い定めていたもの […]

  • 2020.08.17

先代さまたちを想ふ

皆様の夏休みも終わり、本日からお仕事が始まっているのでしょうか。 私も今年は有難、夏休みというものを体験しておりました。 とはいっても、日がな一日、自宅にて作法の繰り返しはいつものことなのですが、例年とは比べ物にならないほど、時間をゆっくりと過ごせたように思えます。 おかげ様で、お盆とともに、一年の中でも先代のばあさまたちの呼吸が一番身近になっていき、静かに静かにその名残に波長を合わせた数日を過ご […]

  • 2018.06.25

ばあさまを想う

梅雨の空の中に 青空がやってくると 青の有難さも知り、 また 雨が教えてくれた 爽やかな色合いを知る。 この年になってきて ようやくと 空模様に一喜一憂することはなく ただ在るを受け取れるようになってきた。 ばあさまたちの空を見上げる 向こう側へのあの様相が 今ならやっと肚に感じ取れる。 ばあさまたちの横顔が 今でもふわりと浮かびます。 ゆるやかに たおやかに 今日もきりん堂はまじないます。

  • 2018.05.28

ばあさま・むきあうこと

きりんとして仕事をさせてもらうにあたり、 先代(きりん)さんたちからの心構え的なものが口伝としてあります。 その中のひとつをご紹介。 人んことみるならば、命の 生きざま 死にざま まるっと全部をみんといかんとよ。 えぇことも、 わるいことも、 ぜぇんぶみるんじゃわ。 どっちかしかみとうないいうんは通じんと。 ぜぇんぶをみる。ここからまじない(仕事)は始まるっとよ。 仕事をさせてもらう。 この姿勢ひ […]