ようやくと封入作業も終えましたので、間もなく発送いたします。
今回はなかなかに手ごわくもありました。
「仕上がったぞ!」と心落ち着いた確信があったものの、お香灰の調合に入った瞬間から香符の違和感が徐々に生まれました。
「いやいや、まさかの全部書き直し?」と顔面蒼白したものの、
どうやら二種類の存在が重要だった様子。
施主様ごとにその二種類で対応が変わったようです。
このようなケースは初めてでしたので、改めて二種類目を調えて了としました。
そしてまた今年の夏なごみは少々イレギュラー続きで、
特別祈祷の護摩紙垂符を別途同封しております。
内容内情はこちらではお伝えしませんが、しっかりと練り込み合わせておりますので各施主さまは楽しみにしていただければと思います。
今回は個展後ということもあり、ぐぐっとまた一歩踏み込んだ仕上がりになっております。
我ながら満足も珍しく分量多く、ばあちゃんたちの足元にまた少し近づけたのかな?とあたたかな気持ちでおります。
それもこれも、お待ちいただいている施主さまのお心がけがあってのことでしょう。
私だけではない、ばあちゃんたちだけではない、施主さまたちの思いやりが全てこの中にあるのだろうと感じております。
春に続き、夏にしては甘く柔らかな仕上がりになりましたので、これからの下半期の様子を楽しみに過ごしたいと思います。
最初に書いた香符↓↓
追加でもう一種類↓↓
どちらの護符が届くかは施主さまによって変わります。
特別祈祷の護摩紙垂符
弁財天供の巳さまがお薬運びをしてくれました。
とても可愛かったですよ。