ばあさま・足元をしる

ばあさま・足元をしる

貝塚 しずめどころの
ばあさまのことば

何をやるにも、
よぉと知っておくんが
大事なんやで。

なんでも出来るような気ぃに
成っとるときが
一番あぶないねん。

足元、サ~~~っと
持ってかれるんは
当たり前のことやと
思うとるほうがえぇけんな。

頭、ばぁっかで
物事知った気ぃになとったら
えらいな目にあうで?

自分の足元、
よぉみて、知っとき。
足元すくわれるんは、
掬われると
巣食われるの
両方があるけんな。

知るというのは、現実のあるがままを見て、それを頭でも心でもしっかりと知っておくということ。
何事も、今この瞬間からの全体を見てこその現実。
現実をみていない、知っていない希望や夢想はまったくそこには反映されないし将来の自分への繁栄にもならない。

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