狐に化かされた?

狐に化かされた?

化かしたのは、野狐なのか、稲荷狐なのか。

同じ化かされるでも大きく状況が変わるのです。
今回の旅でも狐に化かされた話になり、
現代でも北の地ではこの手の話を多多、聞かせてもらえます。

共通して狐のお誘いは、品の良い妙齢の女性であり、必ず髪簪をつけていることがほとんどです。
そして狐のおもてなしの受け答えを間違えると、
とんでもない場所で目を覚ますことになるので気をつけたいものです。

 

狐「お茶でもいかがですか?」
自分「いただきます」
引き受けましょう。礼儀を払うという意味でも受け入れるとまずは第一関門突破です。
生きるために役に立つ情報や、悩み解決の糸口を与えてもらえます。
そしてお茶を飲んだ後には必ず次なるお誘いがくるでしょう。
もし来なければ、それはそれで命拾いです。お礼を言って帰りましょう。
丁寧にお礼を重ねると、小さいながらも素敵な葛籠がやってくるかもしれません。

狐「お酒もいかがですか?」
自分「いえいえ、恐れ多いです」
この時、決して受け入れてはなりません。
初対面で強欲として認定されます。
お酒を飲まされるといつも以上に酔っ払い、お泊りなさいと引き留められ、お風呂にどうぞ、と導かれるでしょう。
目覚めたときは肥溜め、溝の中、なんてことはよくある話です。
この時も命があれば有難しとして、狐に化かされた話としてネタになります(笑)

狐「お子がほしいか?」
自分「私には妻も子もおりますので他にはいりません」
たとえ独身であっても断りましょう。
独身の方で断りにくい方は、「まだ予定はしておりません」と頑なに意思表示をすることです。
下手に引き受けてしまうと、とても魅力的な女性が宛がわれて寝所に連れていかれ、種馬扱いをされてしまい、場合によっては命丸ごと食われることもあります。
運良く命あって戻ってこれたら儲けものですが、その後の良縁は望めなくなるとも言われています。

狐「米はほしいか?」
自分「よろしいですね。オツケモノがあると尚善いですね」
ここまで問答できたらしめたもの。
お米(財。宝)はしっかりもらいたいが、それにはオツケモノが必須であることを意思表示しましょう。

狐「善き善きな。そなたにお花をしんぜよう」

この言葉を言わせたら素晴らしい。
生涯、生きることに、食べることに困らない暮らしが約束されます。

 

狐が人に化けて出てきたときの問答を覚えておくと良いですね。
女性が狐に化かされることはほとんどありません。
男性は気をつけないと、うっかりと玉ごと抜かれます。
そしてお花までいただけたときは、
しっかりと家に社を構え日々に稲荷信仰を重ねると、
3代は安泰につなぐとされ、さらにそこから信仰をしっかりと重ねると、
一族繁栄は間違いないとされます。

狐に化かされた、は現代でもあるあるお話です。
もしかしたら、あなた自身にも棚ぼた的チャンスがやってくることもあるかもしれませんね。
ご参考になれば。

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