三には心を防ぎ過を離るることは、貧等を宗とす。
みっつにはしんをふせぎ
とがをはなるることは、とんとうをしゅうとす。
※恐山菩提寺さま配布紙より引用
お腹が減ると怒りっぽくなったりして、とかく過ちを犯しがちなもの、
そうかと云っておいしいから沢山食べ、嫌いなものだからと云って少しでやめたりはしない。
煩悩に焼かれ、振り回される己への戒めともいえるでしょうか。
食べることだけでない、目の前にあるひとつひとつを丁寧に受け取り戴くことの尊さを問われているように感じます。
五観の偈には改めて心なごみ調う在り方を教えていただいております。