菊(きく)

菊(きく)


呪術作用:家庭、健康

家庭の繁栄と健康の象徴です。

満開の菊は真横から見ると末広がりで、真上から見ると四方八方に円く広がっています。
洞での菊は、末すえに広がり、四方八方への富和(とわ)の広がりの護紋とされています。
末広がりは朝日が昇るさま、四方八方に広がる様子は太陽に例えられ、菊はまさにめでたさの象徴といえるのです。
また、野生の菊は一枝にいくつもの花を咲かせることから、洞呪術では家族の繁栄を約束するものととらえます。
家庭運をアップさせたいときは、菊の絵符を携帯することで、「家族仲良く」「子孫に恵まれる」などのご利益を授かることができるでしょう。
さらに健康のシンボルに位置づけられています。
末広がりに大きく咲いたさまを若者に例えるなら、花びらがしぼみ、糸のようになって落ちていくさまは、生をまっとうした老人に通じます。
もちろんこのプロセスは、健康であればこそ叶うこと。
そして両目がしっかりと世界と自分を照らし合わせることのできることから眼病予防ともされます。

ほかの健康の絵符との併用で、さらに健康運がパワーアップします。

呪術カードカテゴリの最新記事