呪術作用:家庭、人間関係
包容力と繋ぐことの象徴です。
御握りの形には、三角型、俵型、球型などがありますが、まじないに用いるのは三角型です。
三角山のおにぎりは、天地人の三才思想(天の時=運、地の利=環境、人の3つが調和して初めて物事は成就するという考え方)そのものでもあり、三神の紋とも言われています。
両手でしっかりと作る山の形は山岳信仰の日本独自の思想や宗教観、信仰心とも言われています。
争いもこの天の下では小さなもので、心大きく、懐大きく、また相手をしっかりと両手で包み込み、全てを許す心を持つ大切さを日々の中で教えてくれるのがおにぎりです。
また、自分の中の鬼を切るも、おにぎりという説もあります。
そして今は亡き先祖の魂や神さまとのつながりを大切にする気持ちを山に見立て供えとし、私たちの食の中心にもなっていったとされています。
そういったところから、「神に通じる力」、「人を大きな心で包む力」、「自分のなかの鬼を切る力」の意味を3つを合体させた御握りは、なによりも家庭運を上げることに効力を発揮するとされます。
家族間による喧嘩などで修復が困難であるときは、この絵符を持つことで徐々に関係を穏やかにする手助けとなるでしょう。
家族以外の身近な人との関係にも使えます。
また、セックスレスに悩む場合は、桃(縁結び)の絵符と併用することで解消への一助になるかもしれません。