蜻蛉(とんぼ)

蜻蛉(とんぼ)


呪術作用:学業、スキル

蜻蛉には龍の片鱗があると洞では位置付けています。
空に還った龍の鱗の欠片がヤゴとなり、その成長とともに蜻蛉へと変化します。
龍の特性のひとつとして、その姿が変化されることもそうですが、強くて堅い牙を持っており、そして強力な爪で捕らえられた獲物は、逃げることができなほどです。
その性質がそのまま蜻蛉にもあり、呪術では体躯を変化させる力強さ、掴み離さない真の強さを利用しているわけですね。

学業は、五行では知恵を意味する水性の範疇とされるため、蜻蛉も学業も「水性」を属性とします。
水性の特徴は、自分自身を成長させるあいだは文字通り水面下で頑張るということです。
まさしく、幼虫時代をそのまま生きている状態ですね。
水面下で努力を積み上げて成長し、やがて水面に姿を現して、蜻蛉であれば空を飛び、人であれば世の中に飛び立ちます。

学業だけでなく、仕事や生きる上での技術スキルも同様です。
成績を上げたい、資格試験に合格したいなどというときは、蜻蛉の絵符を身につけておくと良いでしょう。
また、海外勤務を望んだり、貿易業など海外とかかわる仕事で大成したい場合は、仕事のカードと併用します。
人間関係の絵符を併用すれば、題のありそうな人をスルーするスキルが身につきますし、知恵によって対人運が上向くことでしょう。

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