嫉妬という感情を持つことを昨今のスピも含め、メンタル的なジャンルでは忌避されることが多い。
けれど本当にそうだろうか?と思うことが私には多くあります。
嫉妬という感情は時に自分自身の才能や生き方、在り方への期待を持っていた気づきにもなり、
それらを成長させることへの大事な起爆剤になったり、新たな才能への気づきのチャンスを得ることになったりもします。
他にも様々に生きる上で大切な意欲につながる切っ掛けの種にもなることがあります。
であれば、嫉妬という感情を自分の行動や生き方を負に制限させるような使い方をしない限りは問題がないということになります。
そしてその意欲につなげる癖付けをしていけば、嫉妬という感情そのものの認識を負に傾けることはなく無意識に行動意欲を持つことが可能になるのです。
自分にはない才能を使いこなしている人を羨むことをやめ、自分には何があるだろう?と心の視線を向け、自分の身体という身体、心、性質という素質素材を徹底的に分析し、受け入れ、使いこなすことで、嫉妬はやがて自分を駆り立てる衝動や情動、意欲へつながる何かになり、気づけば輝く生き方となって他者を魅了していることでしょう。
そこに見た目の美醜は関係なく、やはりその人らしい生き方、幸福な姿が自分の世界を輝かせ、自分と他者を幸せにする力になっていくのでしょう。
負の感情を使いこなし生きる力に転換し尽くすことで、自分から生まれて出てくる新しい感情や熱情に気づける大切なチャンスを得ることができるでしょう。
嫉妬をただの残念な感情で終えてしまうのか、それとも自分の最大の魅力を生き方に転換させていくのか、ここに人生の納得度、幸福度の仕上がりが違ってくるのだとう思うのです。
負の感情さえも自分の味方につけて、徹底的に使いこなしてみる。
それも楽しい生き方のひとつになるかもしれません。