自分を作り続けること。

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「バラエティは絶対出たくない。くだらないから」小泉今日子が語る仕事選びの“重要な基準”とは?(文春オンライン)
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この記事を読んで、やっぱりこの方は本当の意味で生きる強さを持っている方だなと思いました。
「強い人」という表現は、単純に性格がキツイとか強引とか、傲慢的な様相で受け取られがちだったり、一切心が傷つかないだろう人だと表現されたりするので、私はあまり「強い」という言葉が好きではありません。
なぜならば、私もよく「強いですよね」と言われることが多く、単純な見た目の濃さや発言の鋭さ、行動の指摘などから言われることもあります。
内面では、「いやいやいやいやいや、」と否定したいことは山ほどあるのです。
私は本来の「強い人」というのは、「生き抜く力」「生きるための思考の持ち方、気分転換を知っている人」であると思っているのです。
基本的に独りで生きていれば、決して不安に思わない日々と時間はありません。
守られる環境というのは大変有難く、そこが当たり前に在るか無いかだけでも、不安の持ち方は全く違います。
小泉さんも大きな事務所から独立するまでの間に、どれくらいご自身を持ち続けながら常に向き合ってきたのでしょうか。
想像するに、組織にいるがために煮え湯を飲みこまなければいけないことも多々あったはずです。
私自身がマスコミの仕事をしていた時は、この方は高嶺の花というよりも殿上人のような雰囲気がありました。
独特の空気感を纏わせていて、スッと場の空気を作り上げていく。
彼女がいるだけで、空間ができてしまう。スターと言われるだけの圧倒的オーラですね。
だからこそ、少し冷たいような印象をあたえるような楽屋姿でした。
その姿を批判する人もいましたが、彼女のなりのあの場所での生き方だったのだと思うのです。
芸能界というのは本当に気楽ではない。
消費どころか浪費されるためのモノ扱いをされる場です。
そこに流されたり折れることなく生き続け、自分の在り様を探り続けたのは彼女の生きる力の強さそのものでしょう。
このインタビューにはその彼女の生きてきたこれまでの片鱗が見られます。
単純なポジティブ思考ではない芯のある生き方があったからこそでしょう。
彼女よりもほんのわずかに年下ですが、見習って生きたいですね。
焦らずしっかりと時間をかけながらでも、彼女の年齢の時には同じ迄はいかずとも胸を張って生きていたいです。

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